創業者 取締役会長/CCO インタビュー
「人を大事にし、人を育てる」理念を胸に、100年企業を目指して
株式会社ケア21は2025年、福祉事業に参入して25周年を迎えます。
介護事業に始まった当社は、福祉・医療・教育・文化と、総合福祉企業への成長を遂げてまいりました。
これもひとえに、ご利用者様、ご家族様、関係者の皆様の温かいご支援の賜物でございます。心より感謝申し上げます。
私たちの仕事は、サービスを提供するだけではなく、人と人との絆を大切にし、その方の人生に寄り添うことです。
ケア21は創業以来、「最大ではなく最高のサービスの提供」ならびに「ご利用者本位の真心と優しさのこもったサービスの提供」を企業理念に掲げ、サービス提供の場で誠実を徹底してまいりました。
これからも、私たちの使命は変わりません。
総合福祉企業として、ご利用者様の望みに柔軟で質の高いサービスを提供し、豊かで安心な生活をサポートし続けてまいります。
さらにこれからの25年には、より多くの方々に笑顔と幸せをお届けできるよう、未来に向けて新たな挑戦を続けてまいります。
引き続き、変わらぬご支援を賜りますよう、どうぞよろしくお願いいたします。
株式会社ケア21 代表取締役社長
依田 雅
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私たちケア21グループは「豊かな社会づくり」へ貢献することを使命とし、
地域社会との調和を大切に、従業員が働きがいを感じられる職場づくりを推進しています。
東京・大阪それぞれの本社に研修センターを設立。
弊社のあらゆるサービスの現場を再現し、実践的できめ細やかな研修が可能となっています。
新しい知識や技術に対応できる環境を整え、ご利用者様が安心してサービスを受けられる人財を育成しています。
弊社では介護サービスの質向上・維持と従業員のキャリアサポートを強化するため、「チャレンジキャリア」という独自の評価制度を2023年11月から始めました。
個人のスキルを可視化して評価するだけでなく、意欲を高めてキャリアアップをサポートできるように制度を設計しています。
弊社の従業員が介護現場で着用する制服は、現在、5色から選べるようになっています。
ご利用者様にご安心いただける色、かつ従業員のモチベーションアップをはかるためにカラーバリエーションを増やしました。
今後も従業員の声を形にしていく予定です。
認知症の地域包括支援策のひとつ「オレンジカフェ」。地域在住の認知症サポーターや福祉系の事業者が中心となり、サポートの気持ちを表すオレンジ色の小物等を身にまとうなどして、決まった日時でカフェを開くものです。小物づくり体験やボランティアの出し物が用意されることもあります。
日々の生活や認知症のことを自由に話せるこのオープンカフェを、ケア21の認知症グループホームでも可能な施設で開催しています。認知症の方やそのご家族、また、認知症であってもなくても「ご近所さん」な地域の方々も、気軽に訪れてお茶を飲み、語らい、イベントなどを楽しむ憩いの場です。
さらに地域内で他事業者さんが主催される同カフェへ、弊社の認知症施設から入居者の方たちが参加することもあります。オレンジカフェは、地域で「認知症」への理解を得る一助となっています。
弊社の各有料老人ホーム・認知症グループホームでは、依頼を受けたり、イベントにご招待するなどして、地域の方々を施設へお招きする機会を設けています。
たとえば近隣の保育施設から「お散歩中に寄ってもいいですか」と、お遊戯会の踊りを見せに来ていただいたり、施設へリトルホース(小型の馬)を呼ぶイベントでは、他の介護施設や近所の幼稚園・保育園の子どもたちに来ていただいたり。施設周年イベントに地域の方々をお招きすることもあります。
このような施設イベントでは、入居者の方たちに準備段階からご参加いただく場合もあって、準備段階からスタッフともども、刺激にも励みにも「つながる」安心感にもなっています。
各施設では外部の方々をお招きするだけでなく、お誘いやお知らせなどをいただいて居住者の方が希望されれば、外部のイベント等へ参加しています。
地域の盆踊りへの参加、地域イベント「ハロウィン・スタンプラリー」でのスタンプ地点参加、近隣小学校の周年祝いで運動場にて行われた「バルーンリリース(風船飛ばし)」に招待いただく、全国開催の高齢者リレーチャレンジ「RUN伴(ランとも)」では、「歩けるようになったらジョギングしたい」と願う車椅子の方が伴走者とともに参加、など、各地で多種多様なお誘いを頂戴しています。
地域で支援・交流いただけるこれらのありがたい機会へ、各施設の居住者は無理のない範囲で積極的に参加しています。
1993年に学習塾として創業し、2000年に福祉事業をスタート。
業界の変革期を乗り越え、「常に考え、変わり続ける」姿勢を貫きながらも福祉事業の本質を守りながらサービス事業を展開してきました。
未来を見据えた取り組みの一部をご紹介します。
独自のシステム「CARE(ケア)ログ」を開発し、常に進化を続けています。
介護サービス提供記録のデジタル化による従業員の業務時間の短縮・記録用紙コストの削減の他、研修プログラムの一部デジタル配信化による学習の効率化・経費の削減など、システムのリリース以降、着実に進化を続けてきました。
今後は、情報共有の効率化を目的とした社内コミュニケーションツールや経営判断の精度向上を目指す財務管理システムの運用など、未来へ向けた変革を進めます。
ケアログシステムの一つ「介護サービス提供記録機能」の活用イメージ
2023年、ベトナム国に「ロータス日本語教育センター」を開校し、ベトナムにおける教育事業を行っています。日本やベトナムの高齢社会へ貢献できるグローバルな人財の育成を目的に、日本人講師を中心に運営しています。
当センターでは、語学だけでなく、日本文化や介護におけるマナーを身に着けることができます。
卒業後は、技能実習生、または留学生として来日することまで想定した教育機関です。
2025年、ベトナム社会主義共和国のハノイ市に、ケア21海外初の有料老人ホームを開設する予定です。ベトナムの有望な若者がロータス日本語教育センターを卒業後に日本で学び、ベトナム国の当社有料老人ホーム等で就業できる道を示すことは同国の介護業界の発展への貢献になると考え、豊かな社会づくりへの使命感を持って推し進めています。
リ セ ル くん
日向ぼっこが大好きな、双葉から生まれた妖精さんです。性格は穏やかでマイペース。
ケア21のシンボルマークである双葉を背負い、身体の水色は空、茶色は土を表しています。
羽のように伸びる双葉は、ケア21の目指す「いい会社」「成長できる会社」をイメージしています。