株主・投資家の皆様へ
株主・投資家のみなさまへ
株主・投資家の皆様には、益々ご清栄の事とお慶び申し上げます。
平素は、格別なご高配を賜り厚く御礼申し上げます。
当社第30期第2四半期の業績は、
連結売上高198億47百万円(前年同期比5.9%増)、
営業利益△4億4百万円(前年同期6億40百万円)、
経常利益78百万円(同90.5%減)、
四半期純利益16百万円(同96.9%減)となりました。
営業成績の要因としましては、特に当社グループのセグメントのうち最大の売上高を占める施設系介護事業において、入居ペースの鈍化が当初計画を上回って継続したこと、また、新型コロナウイルス第7波の打撃回復の渦中での第8波到来により、施設系介護事業のみならず、これまで順調に業績を伸ばしていた訪問系介護事業にも大きく影響を及ぼしました。
さらに、サービス提供体制の維持に要する費用や人員確保にかかる費用は増加し続けており、特に水道高熱費については当初計画の想定幅を超える費用増となりました。物品の調達手段や業務効率化により一定の費用削減効果は得られましたが、全体としては費用の増加が継続いたしました。
当グループの取り組みといたしましては、第3四半期連結会計期間以降は、値上がりの影響を反映した価格改定を行うことで、事業の収益改善を見込んでおります。
また、新型コロナウイルス感染症の5類移行に伴い、新規獲得ペースも緩やかに回復の兆しを見せている中、より多くのご利用者様にご満足いただくために、セミナーの企画やWEBによる広告・情報発信に注力しております。
加えて、ご利用者様に品質の高いサービスを提供するため、2022年11月には大阪本社、2023年1月には東京本社において、接遇を含めた介護技能の指導、研修を行う専用の研修センターを開設し、グループ全体で人財のさらなる育成を行っております。
さらに、2023年2月には海外事業におけるベトナムロータス日本語学校の開校と、ベトナムハノイの有料老人ホーム開設を発表。リリース後、メディア・政府機関からの関心も高く、ケア21グループの事業発展の芽吹きも感じております。
今後も、従業員一同、引き続き感染症対策を徹底し、経営理念のもとご利用者様の健康を第一に、最高のサービスの提供にまい進し、業績の回復に努めてまいります。
株主の皆様には、今後とも変わらぬご支援を賜りますようお願い申し上げます。
2023年8月1日
株式会社ケア21
代表取締役社長
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