【ケア21レポート】ベトナム「ロータス日本語教育センター」に日本の大学生が訪問し、交流を深めました

この夏、ケア21が運営する「ロータス日本語教育センター」に専修大学に在籍する学生お二人が訪問し、３日間生徒と共に過ごしました。交流を通じお互いを知ることができる非常に有意義な機会となりましたので、ケア21レポートとしてお知らせをいたします。

ロータス日本語教育センターとは 

2023年２月に開校した「ロータス日本語教育センター」は、卒業後に技能実習制度を用いた技能実習生として、またはさらなる学びを得るための留学生として来日することを想定した教育機関です。
日本やベトナムの高齢社会に貢献できるグローバル人財の育成を目的に、日本人講師が中心となり、語学だけでなく日本文化や、介護におけるマナーを身に着けることができます。

▶ロータス日本語教育センター設立に関するお知らせはこちらからご覧ください

ロータス日本語教育センターへの訪問の様子

専修大学の学生お二人がロータス日本語教育センターに訪問するに至った経緯

お二人が専攻される授業の中で、ベトナムで行われている日本語教育や、そこで教育を受ける生徒の想いについて興味を持ったそうです。現地の生徒に直接話を聞くことができないかと、ケア21宛てに連絡をくださったことから、ロータス日本語教育センターの生徒の皆さんにとっても歳の近い日本人との交流の機会は貴重であり、良い経験・楽しい時間を過ごしていただければということで今回の訪問が実現に至りました。

生徒へのインタビューを通して理解・交流を深めました

日本の大学生から、ロータス日本語教育センターの生徒にインタビューを行いました。
インタビューを終え、お二人からはこのような感想をいただきました。
「生徒の皆さん、日本や日本語が好きで楽しく学ばれているんだな、ということを感じました。日本で放送されている(送り出し機関を特集した)ドキュメンタリーなどを見て、生徒の皆さん、辛さや大変さを感じているのではないか？と想像していましたが、それよりも楽しい・喜びが勝っている様子と、日本に“行きたい”と思ってくれて日々努力されている生徒さんが多くいることを知り、とても嬉しい気持ちです。」

その後は、お二人にも授業に参加いただき、ロータス日本語教育センターで生徒の皆さんが日々どんな学習に取り組まれているかを体験してもらいました。
大学生のお二人が、勇気をだして自主的にケア21に連絡をくださったことから始まったこのご縁に感謝し、今回の経験がお二人の進まれる道の糧となれば幸いです。

「日本を愉しんで、頑張ってほしい。」ケア21の想い

無事に日本に帰国された大学生のお二人から、
「インタビューだけでなくロータス日本語教育センターの学生の皆さんや先生方との交流など、たくさんの経験を通して刺激を受けました。ベトナムから日本に来ることは、私には想像できないくらい不安があると思いますが、その不安を少しでも解消できるようにというケア21の考え方や活動に感激しました。」という嬉しい感想をいただきました。

ロータス日本語教育センターでは、介護人財として活躍いただくための教育の他に、日本で生活を送る上で戸惑うことのないよう、日本の文化に触れる機会を多く創出しています。ケア21の仲間として活躍してくれる皆さんに「不安」よりも「楽しみな気持ち」をたくさん抱いて日本に旅立ってほしいと願っています。

介護人財として日本で活躍されることを目指し、日々努力されているロータス日本語教育センターの生徒の皆さんにとっても日本の大学生との交流はとても貴重な経験となりました。
そして、短い時間の中で日本の大学生に積極的に話しかけ、すっかり仲良くなった姿を見て、改めてロータス日本語教育センターの生徒の皆さんのコミュニケーション能力の高さに驚かされるとともに、これからも共に成長していけることがますます楽しみです！

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