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ベトナムハノイ市に日本語学校「ロータス日本語教育センター」を開校

ベトナムハノイ市に日本語学校「ロータス日本語教育センター」を開校

株式会社ケア21(以下、当社)は、ベトナム社会主義共和国(以下、ベトナム)に、孫会社であるLotus Education Co.,Ltdにおいて日本語学校「LOTUS日本語教育センター(以下、ロータス日本語教育センター)」を開校し、ベトナムにおける教育事業をスタートいたしました。日本やベトナムの高齢社会に貢献できるグローバル人財の育成を目的に、日本人講師が中心となり、語学だけでなく日本文化や、介護におけるマナーを身に着けることができます。卒業後は、技能実習制度を用いた技能実習生として、またはさらなる学びを得るための留学生として来日することを想定した教育機関となります。

留学生及び技能実習生の活躍　～優秀な人財獲得と教育水準を高めるために～

海外への進出を目指し、当社は2020年11月にケア21の100％出資子会社ケア21 ベトナムをハノイ市に設立いたしました。現地の市場調査、情報収集やネットワーク構築する中で、日本の介護に対する関心と期待を感じ、ベトナムの事業に関して、大きなビジネスチャンスがあると判断いたしました。

手始めに将来ベトナムでの介護事業を担う人財の育成と、日本での介護労働人財不足の対策として、留学生及び介護技能実習生の受け入れを開始いたしました。その留学生及び介護技能実習生たちは、途中新型コロナ感染症の影響による入国制限等あったものの、当社の期待を大きく上回り、当社介護現場を担う大切な仲間として活躍しております。そして現在も続々と入国し、各事業所に配属されております。

そのような取り組みの中、ベトナムでさらなる優秀な人財獲得と教育水準を高めるため、日本語学校の設立を計画いたしました。様々なベトナム企業や地元住民の方々の協力をもって、この度、日本語学校のライセンスを取得し、「ロータス日本語教育センター」が開校いたしましたことをご報告いたします。

ロータス日本語教育センター教育方針

「ロータス日本語教育センター」では、以下の3つの教育方針を掲げております。

１．日本やベトナムの高齢社会に貢献できるグローバルな人財の育成

２．幅広い視野で柔軟に物事を捉え自分を成長させることができる人財の育成

３．人、国籍など属性の違いを認め合い、互いの価値観を活かす取り組みを行い、個人や組織力の向上につなげることのできる人財の育成

ただ、日本語を教える学校ではなく、人間力の向上にも目を向けた教育の実現を目指します。

留学生紹介事業への相乗効果

すでに先行しております当社100％子会社である株式会社EE21による、当社以外の企業様に留学生をご紹介する留学生紹介事業の拡大も図ってまいります。「ロータス日本語教育センター」で教育された優秀な留学生が、日本各地で活躍することを目指します。

ケア21 今後の展望

ベトナムにおいて教育事業だけでなく、介護事業の展開も計画しております。将来、ベトナムの有望な若者に「ロータス日本語教育センター」を卒業し、日本で学び、ベトナム国内の当社有料老人ホーム等で就業できる道を示すことは、「優秀な人財の確保」、「日本の介護人財不足対策」、「ベトナムにはない老人ホームの展開」の好循環となるとともに「ベトナムの介護業界の発展」への貢献になると考えます。