INTERVIEW社員インタビュー マネジメント

澤口 郁絵

01

笑い笑かす文化に救われる。深刻な時でも肩の力を抜いて取り組める秘策です。

訪問サービス1課エリアマネージャー 澤口 郁絵

業務内容

エリアマネージャーとして、業績不振の事業所があれば原因を特定し、黒字化に向けて策を一緒に考えサポートしています。各事業所が円滑に運営できるようにあらゆる課題と向き合い、サポートしていく仕事になります。一方で、某事業所の管理者を兼務させていただいています。だから、時にはエリアマネージャーだったり、管理者だったり、応援でご利用者様のご自宅へも訪問して介護サービスを実施したりと、さまざまな顔を持って仕事をしています。本当に毎日バラエティに富んだ仕事を行っています。

澤口 郁絵

訪問介護事業のやりがい

基本的に決まったご利用者様のご自宅へ訪問させていただくので、密にご利用者様と関わっていくことができます。また、サービス提供責任者の仕事内容は幅広く、指導する場であったり、相談役であったり、ケアプランに基づいた適材適所のサービスをコーディネイトするスキルが求められるので、人間力が培われます。

一般職のときと、マネージャーの現在の、仕事や責任の違い

ひとつの問題に対して長く時間を割けないところに、大変さを感じることも最初は多かったです。経験を積んでいくことでマネージャーとしてのスキルを学んでいきました。問題は次々に起こります。問題が発生する毎にその本質を見極め、一番効率の良い解決策や回避策を見つけ、講じていく必要があります。その判断と実行スピードも求められます。 そこでどれだけ的確なアドバイスができるか、そしてこれが一番難しいのですが「自分で全てやってしまわないこと」も大事です。スタッフ自らの気づきと対処方法を突き止め学び、次に繋げてもらう必要があります。問題を自ら克服することもスタッフ育成のひとつと考えています。 また、問題に対峙する時は、経験則からくる直観も(違和感も含めて)大事にしています。迷うと判断が狂うこともありますから。積み上げてきた経験は、責任をもって対処するための最初の拠り所になっています。

マネージャーとしてのやりがい

自分自身の可能性を広げられるところにやりがいを感じます。 マイナス思考で自信がない私ですが、現在エリアマネージャーという仕事を任せていただいています。ケア21に入社し、新しい自分をたくさん見つけることができました。何より、たくさんの方々と関わりを持つ中で色んな経験ができたり、スタッフをサポートしていく立場ですが、スタッフから私が教えられることも多く、日々勉強です。

いままで仕事をしていて、一番困ったことは?その時、どのように対応して乗り越えたか?

困りごとは多々あるので1つには絞れませんが、まずは一人で悩まず相談することです。私は、先輩だったり、上司だったり、同僚だったり、何人かに相談するようにしています。自分とは違う方々の経験に基づくアドバイスは、どの方のアドバイスも有用で解決の糸口になることが多いですね。いただいたアドバイス全てが自分の引き出しになります。お互い困ったときは相談し合いながら解決に向けて考えます。そのためにも、ひとつでも多くの引き出しを持てるようにしています。

立場が変わって、はじめて気づいたこと

人と向き合うことの難しさがあります。人の心を動かすことはとても難しいと感じています。 事業所の管理者とは違い、マネージャーは毎日のように現場のスタッフと顔を合わすことはありません。そのなかで、どれだけ相手に寄り添えるか、そしてどうすればスタッフそれぞれに合わせた的確なアドバイスができるのか、まだまだ勉強中です。

仕事をする中で、印象的だったエピソード

仕事をしていると、さまざまな困難が訪れます。自分だけではどうにもならず、深刻な顔で上司に相談します。 するときまって上司は笑いに変えてくれました。最初はもちろん、「私は、こんなに真剣に悩んでいるのに!なんて呑気な…」と思ったこともありましたが、一方で肩の荷がフッと下りるのも事実で、とても気持ちが楽になり何度も救われました。 ケア21には、笑い笑かす文化という社風が浸透しています。率先して上司が笑わせてくれた事で、大船に乗った気持ちにもなれ、力みも抜けて不必要に深刻にならず前向きになれたことで、難なく乗り切れました。 今では、この笑い笑かす文化を継承する意味でも、スタッフが深刻な顔で相談にきた時は、私も率先して実践しています。

会社を辞めようと思ったことはあるか。どうして続けられたのか。

会社を辞めようと思ったこと、あります。それは、毎日がただ仕事をこなす日々になっていて、その毎日に疲れていた時期でした。 でも、前を向かせてくれる上司がいたり、定期的な研修で自分を振り返り、初心に戻り、また目標を持つことができました。経営理念にもある「常に考え、常に変わり続ける」ことのできる環境が、根付いていたから抜け出せて今がある。変われたから続けられているのだと思います。

ケア21の好きなところ、良いところ

心の温かい人が多いところが好きなところでもあり、良いところでもあります。 どんな失敗をして落ち込んでいても、最後は笑いに変えてまた頑張ろうと思わせてくれる会社です。

将来のビジョン

まだまだエリアマネージャーとしても未熟で半人前です。 毎日仕事を遂行していくことに必死で、将来のビジョンを思い描ける余裕はありませんが、今後も任された仕事はどんどん挑戦していきたいと考えています。ケア21に入社し、新しい自分をたくさん見つけることができました。今度は私が皆さんの可能性を広げられるようにサポートしていけたらいいなと、思っています。
1日の流れ
  • 9:00
    在宅事業部の会議。
    担当する事業所の売り上げの状況や人員の状況を報告します。
  • 12:00
    同期のマネージャーとランチ。
    同じ悩みを共有できる存在がいるのは、心強いです。
  • 14:00
    担当する事業所を訪問。
    管理者の相談に乗ったり、アドバイスを行います。
  • 16:00
    ご利用者宅を訪問。
    自身が管理者を兼任する事業所のサービスも担当します。
  • 19:00
    退社
    リラックスタイムの始まり。プシュッ♪

楽観メーターとは?

求める人物像に「楽観的である」ことを掲げるケア21。入社前と現在でどのような変化があったか、楽観指数を本人にインタビューしました。もともと楽観的だった人、コーチング研修や仕事を通じて楽観的になった人など人それぞれ。楽観思考を養えるように、全社員に楽観ドリルを配布して、楽観的人材の育成に取り組んでいます。

最近のおもろかった話

澤口 郁絵

お酒が大好きな私。酔うとついつい深酒してしまい・・・起きたら腕時計がなくなっていました。2回目です(笑)

経歴

  • 関西福祉大学 社会福祉学科卒。入社後、3つの事業所で訪問介護士として経験、うち2つは管理者として事業所運営に携わる。現在はマネジャーとして、複数の事業所の運営のサポート、人材育成にあたっている。
白井 良孝

01

「自由と自立」の考え方から、自分のペースで仕事ができる環境です。

西日本総務人事課 課長 白井 良孝

業務内容

総務人事課長として主に人事賃金制度の企画、従業員との面談、給与労務システムの設計、労働局との折衝を担当しております。また、総務課も担当しており総務の大仕事として、1月に株主総会を取り仕切りました。これまで担当していた実務業務を他のメンバーに任せる事で、自分にとってもメンバーにも成長できる機会が増えています。

白井 良孝

人事という仕事のやりがいと嬉しかったことなどエピソード

自分の企画した人事制度が実際に社内で運用され、旧制度から改善が進んだこと。介護サービスは人対人の仕事ですから人事業務は非常に高いレベルが求められます。経営理念でも「常に考え変わり続ける」があり、いつも新制度の導入があります。中には他社が導入していない珍しい取り組みも多くなります。例えば、定年撤廃、同一労働同一賃金を率先して進めており、制度や業態、職種も多くなり人事上の管理が非常に大変です。ただ、その甲斐あって、選考に応募した平成28年パートタイム労働者活躍推進表彰で最優秀賞をいただけた事、これが人事の管理上の苦労が認められた感じがして、すごく嬉しかったです。

なぜ人事のエキスパートを目指そうと思ったのか?

少し複雑な経緯があるのですが、新卒入社でありながらキャリア採用のUターン入社という経歴です。 学生時代に和楽器を弾くクラブ活動をしており、そのレクリエーションの一環として社長が運営していた社会福祉法人を訪問した事から福祉事業、ケア21に興味を持ち、もともとおばあちゃん子だったので介護にも興味があり、選考を受け入社しました。1年間、訪問介護事業所にてヘルパーに従事していましたが、「介護事業の処遇を良くしたい」という想いと、「大学で法律を学んでいた事も活かしたい」と思い人事に異動しました。 2年後に、もっと人事の勉強をしたいと思い、メーカー系の人材派遣会社の人事部に転職します。この時、人事のエキスパートを本格的に目指した岐路の年となりました。その会社で人事について学びながら5年間従事しましたが、頭のどこかで「ここがケア21だったらこうできるのに・・・」と無意識にケア21を考えている自分がいる事に気づき、「ケア21の方が働いていて楽しかった。戻りたい!」と思って依田社長に相談したところ、優しくOKをしてくださり、2012年にUターン入社しました。

職場の雰囲気を教えてください

西日本総務人事課は業務統括本部に所属していますが、業務統括本部で最も大きい組織で、非常に幅広い業務を担当しています。人数は20名で私と、総務担当4名、採用研修担当7名、給与労務担当8名で構成されています。男性7名、女性13名で、今年入社の新卒23歳~元総務人事部長の65歳のパートの方まで幅広い方がいます。担当業務ごとに雰囲気も違いますが、他部署をまきこんだワイワイにぎやかな方もいれば、的確で緻密な方まで様々です。

ケア21の好きなところ、良いところ

部長職以上の幹部層の方たちがとてもフレンドリーで、上下関係なく気さくにコミュニケーションがとれる社風が魅力で好きなところです。役職関係なく開かれた環境であると思います。

今のお仕事のメリット、いいところを教えてください

わが社では「誰でもいつからでも成長できる」という考え方がありますが、経営に近い立場で業務をさせてもらっているので、人事のみならず会社経営に関する情報も扱うので本当に毎日勉強になっています。「自由と自立」の考え方から自分のペースで仕事をさせてもらえるので、遅くまで頑張りたいとき、早く帰りたいときのメリハリがはっきりしています。自分のやるべき事、やりたい事が明確になっている人ほど、働きやすい職場だと思います。

これからの目標を教えてください

介護医療サービスは人対人のお仕事で従業員は人財であり、同じ方向を見据えた仲間です。この人財を活かすために人事制度がケア21グループの運命を左右すると思っております。常に人事制度を改善、進化させ誰しもが働きたいと思える、ワクワクするような職場環境、モチベーションが向上する賃金制度を構築していきたいと思っております。もともと新しいもの好きでもあるので、思いつく限りどんどん新しい取り組みを進めてケア21をヘルスケア産業のリーダー企業にしていきたいと思っています。
1日の流れ
  • 9:00
    人事課の朝礼に参加。
    24時間以内にあったポジティブスピーチで1日をスタートします。
  • 9:30
    人材育成会議に参加。
    リーダーポジンションの昇格決定の会議。毎月新たなリーダーが生まれます。
  • 11:00
    福祉事業本部長と打ち合わせ。
    副社長でもある福祉事業本部長と、直接やりとりできるのは他社ではなかなかないこと。
    人事的なことや総務に関わることなど、広く相談があり、制度改革に直接役立てます。
  • 13:00
    総務人事の男性陣とランチ。
    部署のメンバーと冗談を言って笑って過ごすのも大切な時間。
  • 14:00
    労務管理の事務処理。
    従業員の人件費や勤務時間管理など様々なデータから、働きやすい職場づくりを考えます。
  • 18:00
    退社
    帰宅後はパパ業に転身。

楽観メーターとは?

求める人物像に「楽観的である」ことを掲げるケア21。入社前と現在でどのような変化があったか、楽観指数を本人にインタビューしました。もともと楽観的だった人、コーチング研修や仕事を通じて楽観的になった人など人それぞれ。楽観思考を養えるように、全社員に楽観ドリルを配布して、楽観的人材の育成に取り組んでいます。

最近のおもろかった話

白井 良孝

業務上、会議、打合せ、面談が多いので席を外すことが多く、課のメンバーと話す機会もないほど。 相談のあったメンバーが、久しぶりに自席に近づいた僕を捕まえるために(僕を見つけると)、おもむろにスマホを取り出し、フリックするような指の動きをさせながら、「レアポケモンGET!」と叫びました。瞬間、メンバーから「ドっ」と笑いが起きました。 いつのまにか、僕はポケモンGOの「レアポケモン」になってしまったようです。 もちろん、メンバーから存在を忘れられないうちに、その後メンバーの相談にもちゃんと乗りました。

経歴

  • 近畿大学 経営法学科卒。2つの訪問介護事業所で勤務した後、人事課へ異動。労務管理担当者としてさらに学びたいと、一旦退職し大手派遣会社の人事として5年間経験を積む。2012年に再入社し、労務管理全般の管理や、制度改革に携わっている。
端山 勝博

01

仲間の協力があってここまで来ました。互いに支え合える仲間がケア21にはいます。

執行役員 兼 西日本福祉事業本部長 端山 勝博

業務内容

西日本在宅部門の数値管理。各事業所の組織作りと人材採用、適材適所の人材配置。人材育成と経営理念の伝達。

訪問サービス事業のやりがい

住み慣れた家でできる限り、生活を続けていただけるよう支援できること。

入社から、これまでのキャリア

非常勤ヘルパーで入社し、社員ヘルパー、在宅管理者を経験し、事業部エリアマネージャー、課長 (この間半年だけ未来ケア京橋校のブロック長)、事業部次長、部長代理とキャリアを積んだ事により、職域が広がりました。

現場での経験が、マネジメントの仕事に役に立っていると思うこと

現場の方のしんどい部分や、辛い部分がわかる。

印象的だったエピソード

一度課長から課長代理に降格になった際、現場の管理者の方数名が端山さんを課長に戻すと言い、全面的に協力してくれたことが今も印象に残っています。

若い方に、どんなことを求めるか、どうなってほしいか。

常に限界を考えずチャレンジ精神を持ってもらいたい。チャレンジすれば成功する可能性があるし、失敗して次に必ず活きてくると思っています。

会社を辞めようと思ったことはあるか。どうして続けられたのか。

そりゃあります。やめようと思って出勤した時に、いつも通り同僚と話をしているといい仲間やなぁと感じたことが、続けられている要因だと思います。

ケア21の好きなところ、良いところ

人柄のいい人がほんとに多い。明るくて仲間を大事にする。細かすぎない。

将来のビジョン  5年後、10年後、どのようになっていたいか

スタッフとご利用者様のために頑張っていたい。
1日の流れ
  • 9:00
    介護事業部全体の会議。
    事業部全体での方向性の確認や目標の共有を行います。
  • 10:00
    在宅事業部の会議。
    各エリアのマネージャーより進捗の報告を受け、課題解決のために一緒に考えます。
  • 12:00
    本社の地下にあるお店でランチ。
    本社社員の行きつけの居酒屋ランチ。気づけば社員が4組いることも(笑)
  • 14:00
    事業所を訪問。
    大事な人事異動の打診や、管理者へのアドバイスなどを行います。
  • 18:30
    事業所の飲み会に参加。
    お花見や忘年会、歓送迎会など、とにかく現場から呼んでもらう機会が多い。
    職位に関係なくフランクに付き合えるのはケア21ならでは。ただ、出費が多いのが悩ましいところ…。

楽観メーターとは?

求める人物像に「楽観的である」ことを掲げるケア21。入社前と現在でどのような変化があったか、楽観指数を本人にインタビューしました。もともと楽観的だった人、コーチング研修や仕事を通じて楽観的になった人など人それぞれ。楽観思考を養えるように、全社員に楽観ドリルを配布して、楽観的人材の育成に取り組んでいます。

最近のおもろかった話

端山 勝博

面白いかどうかは別ですが、去年久しぶりに学生のころの友達との集まろうということになりまして、予定の日に行ったが誰も来ず、確認すると1週間早かった。楽しみすぎて先走ってしまいました。

経歴

  • 非常勤ヘルパーとして入社。訪問介護事業所の管理者・エリアマネージャーを経て、現在は在宅事業全体を統括する立場に。現場の経験をもとに、現場スタッフとの対話を大切にしている。